日本ドライ、今期経常を一転17％増益に上方修正

　日本ドライケミカル <1909> が2月8日大引け後(16:00)に決算を発表。19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比63倍の10.1億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の10.1億円→13.5億円(前期は11.6億円)に33.5％上方修正し、一転して16.8％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4.8億円→8.2億円(前年同期は14.1億円)に70.7％増額し、減益率が66.0％減→41.9％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比77.0％増の4.7億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の3.1％→5.3％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　平成31年３月期通期の連結業績につきましては、防災設備事業において都市再開発およびリニューアル等の大型工事案件の進捗が進んだこと等により、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益がそれぞれ前回発表予想を上回る見込みです。　（注）上記の予想数値は、本資料の発表日現在において当社が入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、これらの予想数値と異なる可能性があります。