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五洋建設のニュース
五洋建設 <1893> が2月10日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比41.6%減の127億円に落ち込んだ。
併せて、通期の同利益を従来予想の285億円→170億円(前期は305億円)に40.4%下方修正し、減益率が6.7%減→44.3%減に拡大する見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の168億円→53.5億円(前年同期は154億円)に68.2%減額し、一転して65.4%減益計算になる。
直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比83.8%減の10.8億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の6.2%→1.0%に急悪化した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2.業績予想修正の理由(1) 個別業績予想 売上高は、前回予想比295 億円減少の4,265 億円(前期比4.2%減)となる見込みです。国 内土木及び海外の受注高が期初の予想を下回る見込みとなったことが主な要因です。 営業利益は、前回予想比105 億円減少の155 億円(前期比42.6%減)となる見込みです。 シンガポールの大型土木工事において、現地地盤条件の不一致(埋立砂等の施工数量増加、 工期遅延)に加え、新型コロナウイルス感染症拡大長期化の影響(ロックダウンによる工事 中断、ワーカー不足等による工期遅延、資材・下請価格の高騰等)により工事原価が増大し、 約50 億円の工事損失(当期の工事損失25 億円、工事損失引当金25 億円)を計上したこと が主な要因です。本工事の損失は、本日公表の第3四半期決算に織り込み済みです。また、 国内土木及び海外の完成工事高減少による完成工事総利益の減少、一般管理費の増加が影響 しました。 これに伴い、経常利益及び当期純利益につきましても、それぞれ前回予想比110 億円減少、 80 億円減少の145 億円(前期比46.8%減)、100 億円(前期比46.5%減)となる見込みです。 なお、国内の工事採算は堅調で、国内土木の完成工事総利益率は16.3%、国内建築も7.0% とほぼ前期並みの見込みです。(2)連結業績予想 主に個別業績予想の修正に伴い、売上高4,600 億円(前期比2.3%減)、営業利益180 億円 (同40.9%減)、経常利益170 億円(同44.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益115 億 円(同45.2%減)となる見込みです。3.来期の業績見通し 中期経営計画最終年度の来期(2023 年3 月期)は、国内土木、国内建築、海外で、複数の 大型工事の着工ならびに手持工事の進捗が見込まれます。これに伴い、連結売上高は5,000 億円超、親会社株主に帰属する当期純利益は200 億円超と、前期(2021 年3 月期)並みの水 準に回復する見込みです。なお、来期(2023 年3 月期)の業績予想につきましては、2022 年 3 月期の決算発表時(2022 年5 月)に公表する予定です。4.期末配当について 当社は、連結配当性向30%以上を目標として、「資本の充実、設備投資など成長投資を行 うとともに、株主への利益還元を継続的かつ安定的に行うこと」を基本方針としております。 当期の配当につきましては、業績予想を下方修正したものの業績悪化は一過性のものであり、 2021 年5 月11 日発表通り、1 株当たり23 円の配当を予定しております。 以 上
併せて、通期の同利益を従来予想の285億円→170億円(前期は305億円)に40.4%下方修正し、減益率が6.7%減→44.3%減に拡大する見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の168億円→53.5億円(前年同期は154億円)に68.2%減額し、一転して65.4%減益計算になる。
直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比83.8%減の10.8億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の6.2%→1.0%に急悪化した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2.業績予想修正の理由(1) 個別業績予想 売上高は、前回予想比295 億円減少の4,265 億円(前期比4.2%減)となる見込みです。国 内土木及び海外の受注高が期初の予想を下回る見込みとなったことが主な要因です。 営業利益は、前回予想比105 億円減少の155 億円(前期比42.6%減)となる見込みです。 シンガポールの大型土木工事において、現地地盤条件の不一致(埋立砂等の施工数量増加、 工期遅延)に加え、新型コロナウイルス感染症拡大長期化の影響(ロックダウンによる工事 中断、ワーカー不足等による工期遅延、資材・下請価格の高騰等)により工事原価が増大し、 約50 億円の工事損失(当期の工事損失25 億円、工事損失引当金25 億円)を計上したこと が主な要因です。本工事の損失は、本日公表の第3四半期決算に織り込み済みです。また、 国内土木及び海外の完成工事高減少による完成工事総利益の減少、一般管理費の増加が影響 しました。 これに伴い、経常利益及び当期純利益につきましても、それぞれ前回予想比110 億円減少、 80 億円減少の145 億円(前期比46.8%減)、100 億円(前期比46.5%減)となる見込みです。 なお、国内の工事採算は堅調で、国内土木の完成工事総利益率は16.3%、国内建築も7.0% とほぼ前期並みの見込みです。(2)連結業績予想 主に個別業績予想の修正に伴い、売上高4,600 億円(前期比2.3%減)、営業利益180 億円 (同40.9%減)、経常利益170 億円(同44.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益115 億 円(同45.2%減)となる見込みです。3.来期の業績見通し 中期経営計画最終年度の来期(2023 年3 月期)は、国内土木、国内建築、海外で、複数の 大型工事の着工ならびに手持工事の進捗が見込まれます。これに伴い、連結売上高は5,000 億円超、親会社株主に帰属する当期純利益は200 億円超と、前期(2021 年3 月期)並みの水 準に回復する見込みです。なお、来期(2023 年3 月期)の業績予想につきましては、2022 年 3 月期の決算発表時(2022 年5 月)に公表する予定です。4.期末配当について 当社は、連結配当性向30%以上を目標として、「資本の充実、設備投資など成長投資を行 うとともに、株主への利益還元を継続的かつ安定的に行うこと」を基本方針としております。 当期の配当につきましては、業績予想を下方修正したものの業績悪化は一過性のものであり、 2021 年5 月11 日発表通り、1 株当たり23 円の配当を予定しております。 以 上
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