東洋建設のニュース
<9306> 東陽倉庫
四季報によると、倉庫全般で引き合い強く保管料増加。新設の配送センター2カ所が通期寄与、前期かさんだ初期費用も一服。国際堅調。不動産は時間貸し駐車場の稼働率向上。再保管費用の増加や労務費・運送費の高騰を吸収。営業増益。有価証券の評価特損。中期的な労務費高騰にらみ物流在庫システムの大幅刷新による効率化を検討開始。倉庫集約、機械化も鋭意推進。
11月7日発表。2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+6.2%の13億円、経常利益+5.5%の16.00億円の4期連続の増収・増益の見通し。10月25日時点で8月9日時点の予想を上方修正。倉庫・運輸関連:物流、不動産。
営業利益8月9日時点+2.1%の12.50億円、10月25日時点+6.2%の13億円。
経常利益8月9日時点+0.9%の15.30億円億円、10月25日時点+5.5%の16.00億円。
2011年3月15日の151円からの上昇トレンド(A)の中にあります。この中で2012年11月12日の173円を安値にアベノミクス相場にサポートされて急騰し、2013年3月4日の358円まで上昇しました。ここを当面のピークにして2016年7月11日の209円まで調整し、ここから上昇トレンド(B)へ転換しました。この上昇トレンド(B)の中で2018年2月27日の387円と高値を更新し、短期の下降トレンド(C)入りとなりました。この下降トレンド(C)の中で12月25日の264円の安値をつけ、今年の3月26日の334円まで上昇するも戻り高値となって8月6日の280円まで下げ、ここからの反発で下降トレンド(C)を上にぬけてもみあっています。
<1890> 東洋建設
四季報によると、6月末単体受注残1557億円(前年同期比8・8%減)。海外は好採算工事が減る。だが国内土木は港湾など手持ちを順調に消化。建築も得意の工場や事務所など完工増。工事採算向上、営業益上向く。兵庫県鳴尾で来年1月に賃貸物流施設が完成、隣接する保有地(2万平方m)の活用が次の課題に。ケニア・モンバサ港は2期工事の受注へ現地で積極活動。
11月13日発表。2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+16.4%の91億円、経常利益+10.3%の89億円の増収・増益の見通し。
2013年6月27日の220円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2015年2月9日に610円の高値をつけ、ここから下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で、2017年4月14日の370円でいったん底打ちとなって急伸し、短期の上昇トレンド(C)となって12月19日に684円の高値更新となりました。ここから再下落となって、2018年12月25日の332円まで下げて底打ちとなり、短期の上昇トレンド(D)へ転換しています。この上昇トレンド(D)の中で、今年の11月14日に539円と年初来高値をつけ、押し目を形成しているところです。
<1885> 東亜建設工業
四季報によると、前期好調だった国内土木に一服感、好採算案件も減る。建築は手持ち工事豊富だが人員不足が足かせ。ただ海外で収益源のODA案件が増加。瑕疵修補負担も減り営業益反発。投資有価証券評価特損。ARを利用した航行支援システムを開発、作業船航行の円滑化を支援。大林組と洋上風力向け作業台船を建造。取締役と執行役員に業績連動型株式報酬制度。
11月11日発表。2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+58.3%の63億円、経常利益+54.7%の61億円の2期連続の増収・増益の見通し。
上期予想は、決算発表前に上方修正したが、通期計画の増額を見送っており、直近の上方修正が期待されています。
2015年12月3日の3480円(併合前348円)をピークにして、大幅下落となり2016年6月16日の1480円(併合前148円)で当面の底打ちとなって上昇トレンド(A)を形成しました。この中で2018年1月16日の3245円の2番天井をつけ、2月15日の2062円まで下落後の反発で5月16日の2989円、8月28日の2900円と戻りのダブル天井をつけて急落となり、上昇トレンド(A)を切って、12月25日の1135円で底打ちとなりました。ここからの自律反発で今年の5月16日に1825円まで上昇し、8月16日の1171円、10月4日の1246円を2番底にして11月12日の1703円まで反発し、押し目を形成しています。
<1848> 富士ピー・エス
四季報によると、6月末受注残285億円(28・6%増)と手持ち豊富。橋梁工事、高速道路向けPC床版取り替えなど大型案件が貢献。設備増強に伴う償却費増、労務費増もこなす。連続営業増益。配当維持も。福島の新技術研究センターに追加投資、事務所棟新設や複合劣化促進実験装置を導入。課題の国内6工場能力増強は今期末までに計画策定、来期以降着手。
11月13日発表。2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+9.1%の10億円、経常利益+10.5%の9.8億円の3期連続の増収・増益の見通し。建設:土木、建築、不動産賃貸。
2016年2月15日の227円を安値に急伸し、4月20日の487円まで上昇。ここから急反落したあと6月24日の274円、8月25日の270円、2017年4月6日の288円と3点底をつけて反発し、暴騰(トレンドB)となって、2018年1月26日には1120円の高値をつけました。ここをピークに下降トレンド(C)へ転換し、この中で8月22日の529円でいったん底打ちし、反発して下降トレンド(C)を上にぬいて9月25日の673円の戻り高値をつけたあと、下降トレンド(B)の上値斜線をサポートラインとして下落し、12月25日の311円で底打ちとなりました。ここからは11月6日の573円を高値とし、12月25日の311円を安値の基点とする三角保ち合い(D)となって、その煮詰まったところの今年の8月26日の446円を安値に上放れとなって11月11日の648円の高値をつけて押し目形成となっています。
<4617> 中国塗料
四季報によると、中国のコンテナ向け水性塗料で競合の安値攻勢きつい。が、主力の新造船向け底入れ。中でも韓国は数量増に加えリストラ効果。会社営業益は最低線。税効果特殊要因消えるが、非支配株主控除増える。内外ともに重点領域。伊ジェノバの大型橋梁再建で単独受注。他品目拡販に弾み。20年5月までの自己株取得(250万株、25億円上限)は8月末で4割超進捗。
10月31日発表で通期大幅上方修正。2020年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益は黒字転換の30億円、経常利益は黒字転換の34億円の上方修正となりました。5月9日時点で営業利益は15億円の黒字転換、経常利益は17億円の黒字転換でした。
2015年3月17日の1175円を当面の高値にして下降トレンド(A)を形成し、この中で2016年6月28日の591円で底を打ちし、上昇トレンド(B)へ転換しました。この上昇トレンド(B)の中で、2018年7月27日の1270円で高値を更新し、ここをピークに短期の下降トレンド(C)入りとなり、12月25日の838円を安値にして下降トレンド(C)を上にぬけて、今年の4月15日に1105円まで戻しました。しかし再下落となって8月26日の794円で安値更新したあと、上方修正期待で急騰し、10月31日の上方修正を受けて、11月8日の1136円と年初来高値更新となりました。そこから押し目形成となっており買いチャンスといえます。
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