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夏相場で3000円指向へ
【第1Q発表へ向けて再評価へ】
道路舗装最大手。国土強靭化という市場テーマそのものに新味はないものの、安定した業績を担保するという「持続性」はキラリと光るものがある。8月半ばにかけての今3月期第1四半期決算の発表で再評価される公算は大。
収益の源泉となる受注高を見ると、前3月期は主力の舗装土木が2157.8億円(前々期比
12.1%増)。一般土木、建築をあわせた建設事業全体では3972.6億円(同19.7%増)に達した。建設事業の次期繰り越し高は前期末時点で2956.4億円(同22.2%増)と好調を維持。
豊富な手持ち工事によって、今年度以降の業績も堅調に推移する見通し。会社側の打ち出した連結営業利益見通しは410億円(前期比13.2%増)上半期に限って見れば175億円(前年同期比42.4%増)と高い伸びを計画。コロナ禍によって道路舗装ビジネスに大きな障害がもたらされたケースは見られない。比較優位の企業として、夏相場に関心が高まりそうな銘柄。
【テクニカル】
先週末には一時、2758円まで買い進まれ1月高値2793円に接近。ここを上抜くと1992年1月以来、28年ぶりの2800円台乗せから3000円台奪回も射程圏。
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