不祥事で三月に暴落した後、乱高下を繰り返しジワジワと騰がってきていたが、4/28の「外部調査委員会による調査報告書（中間報告）を受けた弊社の取組み及び弁護士による法的監査の結果」の報告を好感して急上昇。さらに 5/1付の大量保有報告書でダルトン・ストラテジック・パートナーシップ・エルエルピーが報告義務の5%を超えた7.07%を取得したことが明らかになった。ダルトンがこのまま短期で売り抜けるとは考え難く、さらなる買い増しが予想される。
　また、外資の買い増しによる価格上昇を危惧する売り方が買戻しを急ぐことが予想され、さらなる高騰を招く。
　外資も高値で買うのを避けるため、発行株式の１％程度（数十万株）の売却で揺さぶりをかけて、一時的にストップ安に近付くような価格で個人投資家の損切り・投げ売りを誘うだろうが、安値で買い戻し、投げられた売り玉を着実に拾って集め、「物言う株主」としての影響力を高めることに務めると予想。仮に、ダルトンがこのまま直ちに売り抜けるとするならば、一気に３００円台まで暴落する恐れもあるし、上場廃止の可能性が完全に払拭されたわけではないが、株主資本などの財務内容的には、仮に上場廃止になったとしても、十分投資価値がある価格水準。こういう状態がダルトンを買い集めに走らせ、これからもある一定の割合を目指して集めると予想。