前田建、上期経常を一転16％増益に上方修正・2期ぶり最高益更新へ

　前田建設工業 <1824> が11月5日後場(13:00)に業績修正を発表。20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の156億円→206億円(前年同期は177億円)に32.1％上方修正し、一転して15.9％増益を見込み、一気に2期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の328億円(前期は383億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　連結業績予想につきましては、個別業績予想の修正に加え、一部連結子会社および持分法適用関連会社の業績が当初予想を上回る見込みであり、前回予想に比べて営業利益は32億円、経常利益は50億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は58億円増加する見込みであります。　個別業績予想につきましては、売上高は前回予想に比べて10億円減少するものの、完成工事利益率が向上したことにより、前回予想に比べて営業利益は36億円、経常利益は43億円、四半期純利益は51億円増加する見込みであります。　なお、2020年３月期通期の連結業績予想および個別業績予想につきましては、本年11月13日の第２四半期決算発表時にお知らせいたします。（注）　上記の予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき算出しており、実際の業績は今後の様々な要因により異なる場合があります。