ＥＴＳ・ＨＤ、前期経常を一転5％減益に下方修正

　ＥＴＳホールディングス <1789> [ＪＱ] が10月30日大引け後(15:00)に業績修正を発表。20年9月期の連結経常利益を従来予想の2億2700万円→1億5200万円(前の期は1億6000万円)に33.0％下方修正し、一転して5.0％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1億4900万円→7400万円(前年同期は1億1600万円)に50.3％減額し、一転して36.2％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　１．個別業績　 新型コロナウイルス感染症の影響により、想定していた新規受注の交渉および獲得に遅れが生じたことに加え、一部の工事において手続きの遅延に伴う工期延期が発生したこと、また欧州を中心とした海外からの資材調達に遅延が発生し工期の延期をもたらしたこと等により、売上高が前回発表予想比16.3%減、営業利益が同33.0%減と、当初の予想を下回る見込みとなりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、営業利益の悪化に対して繰延税金資産の計上の結果、前回発表予想比17.3%減となる見込みです。２．連結業績　主に個別業績予想の修正と同様の理由によるものです。３．配当について　本業績予想の修正に伴う配当予想の修正はありません。※業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項　本資料に記載した予想数値等の将来に関する記述は、本資料発表日現在において当社が入手可能な情報及び合理的と判断する一定の条件に基づき作成したものであり、リスクや不確実要素等の要因が含まれております。実際の業績は、今後、様々な要因によりこれら業績予想とは異なる結果となる可能性があります。