三東工業、上期経常は一転22％増益で上振れ着地・通期計画を超過

　三東工業社 <1788> [東証Ｓ] が1月31日大引け後(15:00)に決算を発表。23年6月期第2四半期累計(7-12月)の連結経常利益は前年同期非連結比21.7％増の3億4800万円に伸び、従来の30.1％減益予想から一転して増益で着地。
　通期計画の2億4000万円に対する進捗率が145.0％とすでに上回り、さらに5年平均の59.3％も超えた。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結経常損益は1億0800万円の赤字(前年同期非連結は1000万円の赤字)に赤字幅が拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(2Q)の連結経常利益は前年同期非連結比3.2倍の1億8000万円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の3.0％→9.0％に急改善した。

　※今期から連結決算に移行。

株探ニュース