三住道路が３日続落、１６年３月期営業・純利益予想を上方修正も全般安で売り優勢

　三井住建道路<1776.T>が３日続落。１０日の取引終了後、１６年３月期の連結業績見通しについて、営業利益を従来予想の１０億８０００万円から１５億円（前期比３．１％減）へ、純利益を５億８５００万円から８億４０００万円（同７．４％減）へ上方修正したが全般相場下落に連れ、売り優勢となっている。利益の上方修正は大型工事の採算が向上したことが要因。売上高は従来予想の３５０億円（同２．８％減）を据え置いている。

　なお、同時に発表した第３四半期累計（１５年４～１２月）決算は、売上高２３４億８４００万円（前年同期比１．４％増）、営業利益１２億６９００万円（同２．１倍）、最終利益７億７０００万円（同２．２倍）だった。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）