決算プラス・インパクト銘柄 … レボリュー、ＣＲＥ、神島化 (12月11日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の12月10日から11日の決算発表を経て12日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　太洋基礎 <1758>
　20年1月期第3四半期累計(2-10月)の経常利益(非連結)は前年同期比82.2％増の5.4億円に拡大し、通期計画の6.5億円に対する進捗率は83.2％に達し、5年平均の60.2％も上回った。

★No.2　クロスプラス <3320>
　20年1月期の連結経常利益を従来予想の4億円→7億円(前期は2.3億円)に75.0％上方修正し、増益率が68.1％増→2.9倍に拡大する見通しとなった。

★No.3　レボリュー <8894>
　19年10月期の最終損益(非連結)は5500万円の赤字(前の期は400万円の黒字)に転落したが、20年10月期は700万円の黒字に急浮上する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<1758> 太洋基礎 　　　ＪＱ 　 +35.97 　 12/11　　　3Q　　　 82.15
<3320> クロスプラス 　東２ 　 +21.00 　 12/11　　　3Q　　　319.70
<8894> レボリュー 　　東２　　 +6.82 　 12/11　本決算　　　　黒転
<4026> 神島化 　　　　東２　　 +1.65 　 12/11　　上期　　　 53.40
<3458> ＣＲＥ 　　　　東１　　 +0.83 　 12/11　　　1Q　　　 65.71

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース