シンクレイヤ、今期経常を39％下方修正、配当は5円増額

　シンクレイヤ <1724> [東証Ｓ] が11月10日大引け後(15:00)に決算を発表。22年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比69.6％減の3.2億円に大きく落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の6.9億円→4.2億円(前期は13.1億円)に39.1％下方修正し、減益率が47.7％減→68.2％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4.8億円→2.1億円(前年同期は4.7億円)に56.0％減額し、一転して55.7％減益計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の12円→17円(前期は17円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比48.7％減の1.1億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の6.7％→4.3％に悪化した。

株探ニュース