安藤ハザマが急落、原発事故除染費を不正取得と報じられる

　安藤ハザマ<1719.T>が急落。きょう付の産経新聞で「東京電力福島第１原発事故をめぐり、複数の自治体が発注した除染事業を元請けとして受注した準大手ゼネコン『安藤ハザマ』（東京）が平成２６～２７年、作業員の宿泊人数や宿泊単価を改竄（かいざん）した領収書を作成し、自治体側に提出していたことが６日、複数の関係者への取材で分かった」と報じており、これを悪材料視した売りが膨らんでいるようだ。

　記事によると、領収書上の改ざん額は８０００万円を超えるとあるが、記事通り除染費を不正に取得していた場合、詐欺罪や有印私文書偽造罪などに抵触する可能性があるほか、指名停止などの行政処分が科されることになり、業績への影響が懸念されている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）