ETF売買動向＝22日前引け、日興経済貢献、野村欧州株Ｈが新高値

　22日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比47.0％減の971億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同47.0％減の803億円だった。

　個別ではｉシェアーズ　ＭＳＣＩ　日本株最小分散　ＥＴＦ <1477> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　Ｓ＆Ｐ５００（ヘッジあり） <2248> 、上場日本高配当 <1698> 、上場インデックスファンド日本経済貢献株 <1481> 、東証スタンダードＴＯＰ２０ＥＴＦ <1551> など21銘柄が新高値。日経４００ダブルインバースインデックス連動 <1472> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　穀物上場投資信託 <1688> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　小麦上場投資信託 <1695> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　とうもろこし上場投資信託 <1696> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ中国グレーターベイエリア <2629> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が3.88％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> が3.45％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は3.64％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が25円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金411億8000万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均692億8100万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFでは楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が85億700万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が73億5800万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が58億2400万円、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が57億8200万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が42億5300万円の売買代金となった。

株探ニュース