ETF売買動向＝7日前引け、野村医薬品、野村食品が新高値

　7日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比17.2％減の1726億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同14.1％減の1535億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　食品 <1617> 、ＮＥＸＴ　医薬品 <1621> 、グローバルＸ　Ｍｏｒｎｉｎｇｓｔａｒ　高配当　ＥＳＧ <2849> が新高値。サムスンＫＯＤＥＸ２００証券上場指数投資信託 <1313> 、ＮＥＸＴ　鉄鋼・非鉄鉄鋼・非鉄 <1623> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　とうもろこし上場投資信託 <1696> が3.84％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　穀物上場投資信託 <1688> が3.52％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　小麦上場投資信託 <1695> が3.07％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は6.86％安、ＮＥＸＴ　ブラジル株式指数ボベスパ連動型上場投信 <1325> は6.16％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が191円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金863億1100万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均1005億7500万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFでは楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が156億4600万円、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が141億600万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が122億8100万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が112億1600万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が71億8800万円の売買代金となった。

株探ニュース