ETF売買動向＝30日前引け、野村ナスダク、日興ＳＰヘ有が新高値

　30日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比52.6％増の1354億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同52.3％増の1303億円だった。

　個別ではＮＥＸＴＮＡＳＤＡＱ－１００ <1545> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ外国ＲＥＩＴ・Ｓ＆Ｐ先進国 <2515> 、ＮＥＸＴ　配当貴族 <2044> 、ｉシェアーズ米国リート　ＥＴＦ <1659> 、ＳＰＤＲ　Ｓ＆Ｐ５００　ＥＴＦ <1557> など6銘柄が新高値。ＮＥＸＴ　原油ベア <2039> 、ＮＥＸＴ　ＮＹ　ダウ・ベア・ドルヘッジＥＴＮ <2041> 、ＮＥＸＴ　インドベア <2047> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　小麦上場投資信託 <1695> が4.17％高、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が3.83％高と大幅な上昇。

　日経平均株価が35円高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金965億9600万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金641億2500万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が131億2300万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が70億2300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が48億1100万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が18億5500万円、上場インデックスファンド２２５ <1330> が16億6800万円の売買代金となった。

株探ニュース