ETF売買動向＝21日大引け、全銘柄の合計売買代金1729億円

　21日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比41.8％減の1729億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同42.1％減の1607億円だった。

　個別では純銀上場信託（現物国内保管型） <1542> 、上場インデックスファンド海外債券毎月分配型 <1677> 、ＮＥＸＴ　配当貴族 <2044> 、上場インデックスファンド海外先進国株式 <1680> 、金価格連動型上場投資信託 <1328> など22銘柄が新高値。ＮＥＸＴ　金ベア <2037> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が6.31％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　農産物上場投資信託 <1687> が4.96％高と大幅な上昇。

　一方、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　銅上場投資信託 <1693> は3.56％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が92円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1160億6600万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1455億9900万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が266億4700万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が45億5100万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が44億9900万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が26億400万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が20億200万円の売買代金となった。

株探ニュース