ETF売買動向＝5日前引け、ＷＴ原油、野村銀行１７が新安値

　5日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比30.1％減の1771億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同30.2％減の1626億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　銀行 <1631> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ＷＴＩ　原油上場 <1690> が新安値。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　大豆上場投資信託 <1697> が12.11％高、ＮＥＸＴ　シンガポール <2045> が4.01％高、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> が3.51％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は3.89％安、ＵＢＳ　英国大型株 <1389> は3.85％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　金上場投資信託 <1672> は3.74％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が199円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1029億1600万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均1751億7400万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が341億4900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が62億1100万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が60億1300万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が37億8800万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が28億2000万円の売買代金となった。

株探ニュース