ETF売買動向＝14日大引け、全銘柄の合計売買代金1554億円

　14日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比3.9％増の1554億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同2.4％増の1395億円だった。

　個別ではＭＡＸＩＳ高利回りＪリート上場投信 <1660> 、ＭＡＸＩＳ　Ｊリート上場投信 <1597> 、ＮＺＡＭ　ＲＥＩＴ指数 <1595> 、マザーズ・コア上場投信 <1563> 、上場ファンドＪリート <1345> など6銘柄が新高値。ダイワ不動産上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1650> 、ＮＺＡＭ　上場投信　ＪＰＸ日経４００ <2526> 、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が6.29％高、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> が4.18％高、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> が4.03％高、ＥＴＦＳ　ＷＴＩ原油上場投資信託 <1690> が3.86％高、ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> が3.65％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は6.06％安、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は5.93％安、ＮＥＸＴ　原油ベア <2039> は4.33％安、ＵＢＳ　スイス株 <1391> は3.27％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が199円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金920億2800万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1444億8100万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が280億1700万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が49億3700万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が39億3500万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が30億8700万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が25億8800万円の売買代金となった。

株探ニュース