ETF売買動向＝14日前引け、マザーズコア、ＭＸ高利Ｊリが新高値

　14日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比1.7％減の1047億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同2.7％減の958億円だった。

　個別ではダイワ上場投信－東証ＲＥＩＴ指数 <1488> 、マザーズ・コア上場投信 <1563> 、ＭＡＸＩＳ高利回りＪリート上場投信 <1660> が新高値。ダイワ不動産上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1650> 、ＮＺＡＭ　上場投信　ＪＰＸ日経４００ <2526> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が6.38％高、ＥＴＦＳ　ＷＴＩ原油上場投資信託 <1690> が5.03％高、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> が4.61％高、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> が4.05％高、ｉシェアーズ　オートメーション＆ロボット　ＥＴＦ <2522> が3.10％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は5.95％安、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は5.72％安、ＮＥＸＴ　原油ベア <2039> は4.33％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が129円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金635億7200万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均956億5500万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が186億300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が35億900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が26億6900万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が22億9600万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が17億2900万円の売買代金となった。

株探ニュース