ETF売買動向＝31日大引け、全銘柄の合計売買代金2829億円

　31日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比58.5％増の2829億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同55.1％増の2619億円だった。

　個別ではｉシェアーズ・コア米国債７－１０年 <1482> が新高値。ＮＥＸＴ　野村日本株高配当 <2048> 、ＮＥＸＴ　野村日本株高配当 <1577> 、インデックスファンドＭＳＣＩ日本株高配当低ボラティリティ <1399> 、ｉシェアーズ　ＪＰＸ／Ｓ＆Ｐ　設備・人材投資　ＥＴＦ <1483> 、ＭＡＸＩＳＳ＆Ｐ三菱系企業群上場投信 <1670> など18銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ベア <2039> が5.73％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は11.10％安、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> は6.12％安、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> は6.08％安、ＥＴＦＳ　ＷＴＩ原油上場投資信託 <1690> は5.35％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が341円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1593億2100万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金850億3700万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が511億900万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が139億5700万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が120億5800万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が81億5400万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が41億5100万円の売買代金となった。

株探ニュース