ETF売買動向＝4日前引け、ｉＳ米国株Ｈ、野村マレシアが新高値

　4日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比4.3％減の1226億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同6.5％減の1073億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> 、ＮＥＸＴ　ブルサ・マレーシア <1560> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ新興国株式 <2520> 、上場インデックスファンドＴＯＰＩＸ <1586> 、上場インデックスファンド海外新興国株式 <1681> など8銘柄が新高値。ｉシェアーズ米国債１－３年ＥＴＦ <2620> 、ｉシェアーズ米国債２０年超ＥＴＦ（為替ヘッジあり） <2621> 、ＮＥＸＴ韓国ＫＯＳＰＩ・ベア <2034> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ　ドバイ原油先物　ベア　ＥＴＮ <2039> 、ＮＥＸＴ　インドベア <2047> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ガソリン上場投資信託 <1691> が3.72％高、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が3.08％高、ＵＢＳ　アジア太平洋株 <1390> が3.02％高と大幅な上昇。

　一方、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　南方中国Ａ株　ＣＳＩ５００ <2553> は6.52％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> は5.52％安、ＮＥＸＴ　鉄鋼・非鉄鉄鋼・非鉄 <1623> は4.30％安、ＮＥＸＴ　電力・ガス電力・ガス <1627> は4.16％安、ＭＡＸＩＳ　ＪＡＰＡＮ　クオリティ１５０上場投信 <1460> は4.04％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が118円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金760億4500万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均964億1000万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が101億9400万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が72億1300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が51億5200万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が34億8100万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が15億1300万円の売買代金となった。

株探ニュース