ETF売買動向＝28日大引け、全銘柄の合計売買代金2227億円

　28日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比7.1％減の2227億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同5.4％減の2038億円だった。

　個別ではｉシェアーズ・コア米国債７－１０年　ＥＴＦ <1656> が新高値。ＭＡＸＩＳ米国株式（Ｓ＆Ｐ５００）上場投信 <2558> 、ＭＡＸＩＳ全世界株式（オール・カントリー） <2559> 、ＮＥＸＴ　金ベア <2037> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> が3.22％高と大幅な上昇。

　一方、ＵＢＳ　先進国株 <1394> は15.81％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> は10.07％安、ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> は7.95％安、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> は6.17％安、ＵＢＳ　スイス株 <1391> は5.03％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が127円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1362億6100万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金1049億3400万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が352億3500万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が76億4400万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が61億5900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が46億5000万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が27億7500万円の売買代金となった。

株探ニュース