ETF売買動向＝1日前引け、野村ナスダク、ＳＰＤＲが新高値

　1日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比23.5％減の1270億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同23.3％減の1122億円だった。

　個別では金価格連動型上場投資信託 <1328> 、ＮＥＸＴＮＡＳＤＡＱ－１００ <1545> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　金上場投資信託 <1672> 、ＳＰＤＲゴールド・シェア <1326> 、純金上場信託（現物国内保管型） <1540> など6銘柄が新高値。ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　大豆上場投資信託 <1697> 、ＮＥＸＴ　金ベア <2037> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　とうもろこし上場投資信託 <1696> が4.62％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　銀上場投資信託 <1673> が3.90％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　穀物上場投資信託 <1688> が3.30％高と大幅な上昇。

　一方、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　銅上場投資信託 <1693> は9.28％安、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は4.29％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が41円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金790億4600万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均1000億4900万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が199億9400万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が31億6000万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が25億8800万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が18億3800万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が16億4800万円の売買代金となった。

株探ニュース