ETF売買動向＝23日寄り付き、日経Ｄインバの売買代金は321億円と活況

　23日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時15分時点でETF・ETN合計の売買代金が前営業日同時刻比13.0％増の865億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同21.5％増の741億円となっている。

　個別ではｉシェアーズ・コア米国債７－１０年　ＥＴＦ <1656> 、ＮＥＸＴ　香港ハンセン・ベア <2032> 、ＮＥＸＴ韓国ＫＯＳＰＩ・ベア <2034> 、ＮＥＸＴ　ＮＹ　ダウ・ベア・ドルヘッジＥＴＮ <2041> が新高値。ＭＡＸＩＳ高利回りＪリート上場投信 <1660> 、ＭＡＸＩＳ米国株式（Ｓ＆Ｐ５００）上場投信 <2558> 、ｉシェアーズ・コア　ＭＳＣＩ　先進国株（除く日本）ＥＴＦ <1657> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ外国株式・ＭＳＣＩ <2514> 、Ｓｉｍｐｌｅ－Ｘ　ＮＹダウジョーンズ・インデックス <1679> など34銘柄が新安値をつけている。

　そのほか目立った値動きではダイワ上場投信－東証ＲＥＩＴ指数 <1488> が15.19％高、ＳＭＤＡＭ　東証ＲＥＩＴ指数 <1398> が14.70％高、ＮＺＡＭ　ＲＥＩＴ指数 <1595> が14.50％高、ＭＡＸＩＳ　Ｊリート上場投信 <1597> が11.86％高、ＮＥＸＴ　ＲＥＩＴ <1343> が10.18％高と大幅な上昇。

　一方、ＵＢＳ　ユーロ圏株 <1387> は10.79％安、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は9.38％安、ＭＡＸＩＳ　Ｊリート・コア上場投信 <2517> は8.88％安、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> は6.25％安、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　東証ＲＥＩＴ指数 <2556> は6.14％安と大幅に下落している。

　日経平均株価が114円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が売買代金321億700万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における同時刻の平均売買代金273億3500万円を大幅に上回る活況となっている。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が267億5100万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が35億9700万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が30億1100万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が23億6300万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が23億5200万円の売買代金となっている。

株探ニュース