ETF売買動向＝6日大引け、全銘柄の合計売買代金3854億円

　6日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比86.1％増の3854億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同90.6％増の3659億円だった。

　個別ではＳＰＤＲ　Ｓ＆Ｐ５００　ＥＴＦ <1557> 、ｉシェアーズ・コア米国債７－１０年　ＥＴＦ <1656> 、ＮＥＸＴ　医薬品 <1621> 、純金上場信託（現物国内保管型） <1540> 、Ｓｉｍｐｌｅ－Ｘ　ＮＹダウジョーンズ・インデックス <1679> など17銘柄が新高値。ＮＥＸＴ　ＮＹ　ダウ・ベア・ドルヘッジＥＴＮ <2041> 、ダイワＴＰＸダブルインバース（－２倍）指数 <1368> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　アルミニウム上場投資信託 <1692> 、ＴＯＰＩＸベア上場投信 <1569> 、ＪＰＸ日経４００ベア２倍上場投信（ダブルインバース） <1469> など7銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が8.39％高、ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> が6.91％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　白金上場投資信託 <1674> が6.07％高、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> が5.33％高、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> が4.80％高と大幅な上昇。

　一方、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は6.33％安、ＮＥＸＴ　原油ベア <2039> は4.60％安、中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> は3.80％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が554円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金2602億7300万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金1640億9400万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が535億100万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が120億5200万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が107億3900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が74億2400万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が45億8900万円の売買代金となった。

株探ニュース