ETF売買動向＝9日大引け、全銘柄の合計売買代金1847億円

　9日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比25.8％減の1847億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同30.6％減の1534億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　電機・精密 <1625> 、ＮＥＸＴ　小売 <1630> 、東証マザーズＥＴＦ <2516> 、ＮＥＸＴ　東証マザーズＥＴＮ <2042> 、ＮＥＸＴ　情通サ他 <1626> など6銘柄が新高値。日経４００インバース <1471> 、ＮＥＸＴ　日経平均インバース <1571> 、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> 、ダイワ上場投信－日経平均インバース・インデックス <1456> 、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> など9銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が3.45％高と大幅な上昇。

　一方、ＭＡＸＩＳトピックス（除く金融）上場投信 <2523> は7.43％安、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は5.54％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　アルミニウム上場投資信託 <1692> は3.47％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が27円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1050億7100万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1206億6100万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が230億4000万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が66億6800万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が57億400万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が36億8000万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が26億6900万円の売買代金となった。

株探ニュース