ETF売買動向＝27日前引け、日経高配５０、野村小売が新高値

　27日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比31.5％増の1344億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同36.5％増の1177億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ　日経平均高配当株５０指数連動型上場投信 <1489> 、ＮＥＸＴ　東証銀行業株価指数 <1615> 、ＮＥＸＴ　小売 <1630> が新高値。サムスンＫＯＤＥＸ２００証券上場指数投資信託 <1313> 、サムスンＫＯＤＥＸサムスングループ株証券 <1584> 、グローバルＸ　米国優先証券　ＥＴＦ <2866> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＭＡＸＩＳトピックス（除く金融）上場投信 <2523> が5.67％高、東証グロース・コアＥＴＦ <1563> が3.79％高、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が3.73％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ＷＴＩ　原油上場 <1690> が3.60％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　エネルギー指数上場投資信託 <1685> が3.04％高と大幅な上昇。

　日経平均株価が137円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金626億9300万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均874億100万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFでは楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が130億1900万円、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が125億6800万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が97億3600万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が88億4700万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が55億4000万円の売買代金となった。

株探ニュース