ETF売買動向＝14日前引け、金ベアが新高値

　14日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比33.3％減の976億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同33.5％減の925億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　金ベア <2037> が新高値。ＳＰＤＲゴールド・シェア <1326> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ新興国債券 <2519> 、純銀上場信託（現物国内保管型） <1542> 、上場インデックスファンド新興国債券 <1566> 、ＭＡＸＩＳトピックスリスクコントロール（１０％） <1574> など11銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　南アフリカ株式指数 <1323> は3.97％安、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ中期先物指数 <1561> は3.51％安と大幅に下落。

　日経平均株価が254円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金680億2300万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金560億5300万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が127億3300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が30億6500万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が20億9400万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が13億6200万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が13億1800万円の売買代金となった。

株探ニュース