ETF売買動向＝5日前引け、Ｏｎｅ中小型、野村女性活躍が新高値

　5日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比44.8％減の1115億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同44.9％減の895億円だった。

　個別ではｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＭＳＣＩ日本株 <1479> 、グローバルＸ　ＭＳＣＩスーパーディビィデンド <2564> 、東証スタンダードＴＯＰ２０ＥＴＦ <1551> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ日本株女性活躍指数 <2518> 、トップシェアインデックス（ネットリターン）ＥＴＮ <2072> など11銘柄が新高値。ＴＯＰＩＸベア２倍上場投信 <1356> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＴＯＰＩＸダブルインバース <1368> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＪＰＸ日経４００ダブル <1466> 、日経４００ダブルインバースインデックス連動 <1472> 、ＴＯＰＩＸベア上場投信 <1569> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> が3.41％高と大幅な上昇。

　一方、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> は5.37％安、ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> は3.21％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が154円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金549億4000万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均683億4600万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFでは楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が63億2300万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が61億8100万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が61億1200万円、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が45億9000万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が44億2700万円の売買代金となった。

株探ニュース