ETF売買動向＝28日前引け、ＷＴ貴金属、野村米ＥＳＧが新高値

　28日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比22.2％減の998億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同25.2％減の805億円だった。

　個別では東証スタンダードＴＯＰ２０ＥＴＦ <1551> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　貴金属バスケット <1676> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳＳ＆Ｐ５００　ＥＳＧ指数 <2635> が新高値。国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　小麦上場投資信託 <1695> が新安値をつけた。

　日経平均株価が77円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金523億800万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均668億6800万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が52億4100万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が46億5800万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が43億8900万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が42億2200万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が39億2800万円の売買代金となった。

株探ニュース