ETF売買動向＝10日大引け、全銘柄の合計売買代金4314億円

　10日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比29.8％増の4314億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同22.7％増の3605億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> 、ＪＡＳＤＡＱ－ＴＯＰ２０上場投信 <1551> 、ＮＺＡＭ　上場投信　日経２２５ <2525> 、上場中国Ａ株パンダ <1322> 、Ｏｎｅ　ＥＴＦＪＰＸ日経４００ <1474> など32銘柄が新高値。ダイワ４００ダブルインバース・インデックス <1466> 、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> 、ダイワＴＰＸダブルインバース（－２倍）指数 <1368> 、日経４００ダブルインバースインデックス連動 <1472> 、ＪＰＸ日経４００ベア上場投信（インバース） <1468> など22銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　運輸・物流 <1628> が7.72％高、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が7.54％高、ＮＥＸＴ　不動産 <1633> が6.83％高、ＮＥＸＴ　金融 <1632> が6.45％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ガソリン上場投資信託 <1691> が6.06％高と大幅な上昇。

　一方、東証マザーズＥＴＦ <2516> は6.80％安、ＮＥＸＴ　東証マザーズＥＴＮ <2042> は6.39％安、マザーズ・コア上場投信 <1563> は6.06％安、純銀上場信託（現物国内保管型） <1542> は5.43％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　銀上場投資信託 <1673> は5.04％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が65円高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金2226億9000万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金1962億7700万円を大幅に上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が595億1900万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が250億円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が140億5300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が104億1200万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が69億2300万円の売買代金となった。

株探ニュース