ETF売買動向＝11日大引け、全銘柄の合計売買代金872億円

　11日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比10.6％減の872億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同14.4％減の766億円だった。

　個別では純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> 、インデックスファンドＭＳＣＩ日本株高配当低ボラティリティ <1399> 、東証電気機器株価指数連動型上場投資信託 <1613> 、ｉシェアーズ　ＭＳＣＩ　ジャパン高配当利回り　ＥＴＦ <1478> 、ＮＥＸＴ　情通サ他 <1626> など6銘柄が新高値。ダイワ４００ダブルインバース・インデックス <1466> 、ＪＰＸ日経４００ベア上場投信（インバース） <1468> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは上場インデックスファンドＪリート隔月分配型ミニ <2552> が3.12％高と大幅な上昇。

　一方、ＵＢＳ　英国大型株 <1389> は5.07％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が18円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金560億8400万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1005億2300万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が86億300万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が31億3400万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が27億1300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が18億6400万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が14億9900万円の売買代金となった。

株探ニュース