ETF売買動向＝28日前引け、Ｊ４百ベア、純パラ信託が新高値

　28日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比26.7％減の1692億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同26.7％減の1614億円だった。

　個別ではＪＰＸ日経４００ベア上場投信（インバース） <1468> 、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> が新高値。ＮＥＸＴ　ブルサ・マレーシア <1560> 、南方　ＦＴＳＥ　中国Ａ株５０　ＥＴＦ <1576> 、サムスンＫＯＤＥＸサムスングループ株証券 <1584> 、ＥＴＦＳ　穀物商品指数上場投資信託 <1688> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が4.85％高、ＮＥＸＴ　食品 <1617> が3.96％高と大幅な上昇。

　一方、サムスンＫＯＤＥＸ２００証券上場指数投資信託 <1313> は3.82％安、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は3.52％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が94円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1031億8000万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金は1040億4900万円で、同水準の商いとなった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が379億2400万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が77億4300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が26億400万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が23億9200万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が17億9200万円の売買代金となった。

株探ニュース