サンヨーＨ、前期経常を一転22％減益に下方修正

　サンヨーホームズ <1420> が5月7日大引け後(15:00)に業績修正を発表。19年3月期の連結経常利益を従来予想の20.1億円→15億円(前の期は19.1億円)に25.4％下方修正し、一転して21.5％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の24.5億円→19.4億円(前年同期は15.8億円)に20.8％減額し、増益率が54.9％増→22.7％増に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当期の連結業績については、売上高は、住宅事業においては自然災害復旧の影響による施工の遅れ、マンション事業においては完成在庫や高額物件の販売長期化等により減少となりました。一方利益面では、マンション事業においては、値引きの抑制等による原価率の改善、販売費及び一般管理費の削減等により対計画比で増益となりましたが、住宅事業においては原価率の悪化等により営業利益は減少となり、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益についても減少となる見込みです。令和２年３月期の業績予想につきましては、令和元年５月10日決算発表時に公表する予定です。なお、配当予想については変更ございません。（注）上記の予想は、本資料の発表日において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって異なる結果となる場合があります。