インターライフが大幅反落、１６年２月期営業利益予想を下方修正

　インターライフホールディングス<1418.T>が大幅反落となっている。２３日の取引終了後、１６年２月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の１８４億円から１８６億円（前期比１．５％増）へ上方修正した一方、営業利益を４億７０００万円から２億円（同５４．４％減）へ、純利益を３億円から１億７５００万円（同３９．９％減）へ下方修正したことが嫌気されている。

　人材サービス事業や清掃・メンテナンス事業などは計画を上振れたものの、主力の工事事業が粗利率の高いパチンコ・アミューズメント店舗向け不動産仲介、設計などで受注が進まなかったことや、パチンコ業界における業界規制の影響で、店舗の改装工事が中止または延期される事案が発生したことなどが要因としている。

　同時に、株主優待制度を導入すると発表しが、これに対する反応は限定的のようだ。毎年２月末日時点で１０単元（１０００株）以上を１年以上保有している株主を対象に、保有株数が１０００株以上１万株未満でクオカード１０００円分を、１万株以上でクオカード５０００円分をそれぞれ贈呈するとしている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）