ホーブ、前期経常を56％下方修正

　ホーブ <1382> [東証Ｓ] が8月7日大引け後(15:00)に業績修正を発表。24年6月期の連結経常利益を従来予想の8700万円→3800万円(前の期は1億3800万円)に56.3％下方修正し、減益率が37.0％減→72.5％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結経常利益も従来予想の5100万円→200万円(前年同期は3300万円)に96.1％減額し、一転して93.9％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（通期連結業績予想修正の理由）　　当社の主力事業であるいちご果実・青果事業のいちご果実販売におきまして、例年であれば市場相場価格が下がり始める３月に、寒気等の影響で市場への入荷数量が少ない状況が続いたため、市場相場価格が高値で推移いたしました。これにより仕入単価が想定よりも上回ることとなり、例年の市場相場価格に基づいて販売単価を設定していた一部の取引先に対しては利益が圧縮される結果となりました。大手取引先を中心にいちご果実の使用量が予定よりも減少したことも重なり、売上高、利益ともに予定を下回る結果となったことから、連結業績予想を修正いたします。（通期個別業績予想の修正理由）通期連結業績予想修正の理由と同様であります。※上記業績予想につきましては、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。