ホーブ、前期経常を60％上方修正

　ホーブ <1382> [ＪＱ] が8月4日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年6月期の連結経常利益を従来予想の6800万円→1億0900万円(前の期は2600万円)に60.3％上方修正し、増益率が2.6倍→4.2倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4900万円→9000万円(前年同期は100万円)に83.7％増額し、増益率が49倍→90倍に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（通期連結業績予想修正の理由）　種苗事業において、弊社の有する四季成りいちご（夏秋いちご）の栽培・育種技術が北海道以外でも有用性が認められ、継続して業務を受託したことにより、売上高、利益ともに予定を上回りました。　主力であるいちご果実・青果事業は、４～５月のいちご市場相場価格が例年よりも安値傾向となったことで、固定価格での販売先に対する利益を確保することができました。さらに、自社いちご品種「夏瑞／なつみずき」の出荷が大粒サイズを中心に早まったため、６月の販売数量が当初予定を上回りました。　また、全社において継続して業務の効率化を図り、経費の削減、収益性の改善に努めたことで前回開示した業績予想を上回る見込みとなりました。 以上の理由により、売上高、利益ともに2021年５月６日発表の2021年６月期の連結業績予想 を上記のとおり修正いたします。（通期個別業績予想修正の理由）通期連結業績予想修正の理由と同様であります。※上記業績予想につきましては、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。