サカタのタネが軟調、第３四半期営業利益５０％増で通期予想超過も利益確定売り

　サカタのタネ<1377.T>が軟調。８日取引終了後、１６年５月期第３四半期累計（１５年６月～１６年２月）の連結決算を発表。売上高は４１７億２２００万円（前年同期比３．０％増）、営業利益は６６億１０００万円（同４８．６％増）、最終利益は４６億６３００万円（同１７．３％増）だった。中国など新興国を中心に野菜種子や花種子の需要が好調で収益を押し上げている。業績予想は従来見通しを据え置いたが第３四半期時点で営業利益と最終利益は通期計画を超過している。ただ、株価は好業績を事前に織り込んでおり、利益確定の売りを誘うかたちとなった。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）