東京株式（前引け）＝続伸、中国経済指標発表受け買い安心感

　１７日前引けの日経平均株価は前営業日比６７円６６銭高の２万２２８９円３２銭と続伸。前場の東証１部の売買高概算は７億２１万株、売買代金概算は１兆２８１４億５０００万円。値上がり銘柄数は１１２１、対して値下がり銘柄数は８９７、変わらずは１１３銘柄だった。

　きょう前場の東京市場は買い優勢で始まり、日経平均は前場中ごろに値を消し、マイナス圏に沈む場面もあったが、その後再び買いが優勢となり続伸。発表された中国の１～３月のＧＤＰなど経済指標が総じて良好な内容だったことで、全体相場の支援材料となった。１１００銘柄を上回る銘柄が上昇、売買代金も１兆２８００億円と前場としては膨らんでいる。

　個別では楽天<4755.T>が物色人気となり、三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクも高い。トヨタ自動車<7203.T>も上値を追った。東京エレクトロン<8035.T>、安川電機<6506.T>なども買い優勢。ＲＰＡホールディングス<6572.T>がストップ高、キャリアデザインセンター<2410.T>も値を飛ばした。マルマエ<6264.T>も一時値幅制限いっぱいに買われた。半面、ソフトバンクグループ<9984.T>が軟調、セブン＆アイ・ホールディングス<3382.T>も冴えない。アルテリア・ネットワークス<4423.T>がストップ安ウリ気配。メガチップス<6875.T>、ｅｎｉｓｈ<3667.T>も急落した。

出所：minkabuPRESS