大日塗料切り返しへ、トンネル内装でも注目材料
大日本塗料<4611.T>が反発。塗料事業は構造物分野の出荷が順調に推移し増収効果をもたらせているほか、利益面でも高付加価値品の拡販に加え、ナフサ価格の下落や、合理化努力で採算改善効果が発現している。16年3月期の連結営業利益予想を49億円から54億5000万円(前期比23.1%増)へ上方修正しており、株価指標面でもPER10倍と割安感がある。また、構造物分野では大幅なコスト低減と施工時間の短縮を実現した塗布形素地調整軽減剤「サビシャット」や、トンネル工事では完全水系はく落防止工法「VFRM‐トンネル内装システム」など注目材料を内包している。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
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