ケミプロ化成が連日の急騰、240円近辺が当面のフシ
ケミプロ化成<4960.T>は前日にストップ高カイ気配のまま値がつかず、大引け比例配分となったが、きょうも上げ足鮮烈で一時47円高の239円まで買い進まれた。同社は紫外線吸収剤で世界のトップシェア、その高度な技術力を背景に有機ELの開発・製造に注力。福島に新設した有機EL素材工場ではスマートフォン用向け需要をターゲットに、国内外で販路開拓用のサンプル出荷を進めている。米アップルがiPhoneの表示装置用に有機ELパネルを採用すると報道されたことや、韓国LGがiPhone向けに有機ELパネルを大増産するための巨額投資が伝わる中、有機EL関連への注目度が高まっており、品薄感が強く急騰習性のある同社株は改めて物色資金を呼び込んでいる。240円近辺は滞留出来高が厚く上値のフシとなっているが、そこを抜ければ300円近辺までマドが開いた状態で、戻り真空地帯を走る可能性もある。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
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銘柄 | 株価 | 前日比 |
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