郵政３社の前引け、公開価格を上回るも日本郵政とゆうちょ銀行は初値下回る

　きょう東証１部に上場した日本郵政<6178.T>、ゆうちょ銀行<7182.T>、かんぽ生命保険<7181.T>は、日本郵政が９時３３分に公開価格（１４００円）を２３１円（１６．５％）上回る１６３１円で初値をつけたのを皮切りに、ゆうちょ銀も同じく９時３３分に公開価格（１４５０円）を２３０円（１５．９％）上回る１６８０円で、また、かんぽ生命保険は２社に遅れたのもの、１０時６分に公開価格（２２００円）を７２９円（３３．１％）上回る２９２９円で初値をつけた。
　初値形成直後、日本郵政、ゆうちょ銀行は初値近辺で推移していたが、前場後半になると軟化し、前引け段階では日本郵政１６２４円、ゆうちょ銀行１６５６円と初値を下回って前場の取引を終了。一方、かんぽ生命保険は、初値形成後３３５０円まで上昇した後、換金売りも出たが、３１６０円と初値を上回って引けている。なお、公開価格からは、日本郵政が１６．０％、ゆうちょ銀行が１４．２％、かんぽ生命保険が４３．６％上回っている。


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）