【買い】極楽湯(2340) 原油安で上振れ余地あり

著者:小野山功
投稿:2015/10/29 08:35

「やまとの湯」閉鎖も追い風に

■注目銘柄

┗極楽湯(2340)

温泉専業としては唯一の上場。大型温泉施設(スーパー銭湯)の「極楽湯」、「RAKU SPA」を展開しています。

原油価格が一時40ドル台前半と2ヵ月半ぶりの水準まで下落したことで、重油などの燃料コストが下がり、業績期待が高まる展開が想定されます。

極楽湯の株価は、今年1月半ばには一時700円台まで買われる場面がありました。1月は原油安メリット株として物色が向かった経緯があります。

原油価格は当時とほぼ同じ水準に戻っており、これから繁忙期に入る同社にとっては大きな追い風になることでしょう。

また、ライバルである「やまとの湯」の親会社が経営破たんし、専業としては『唯一の上場企業』となったことで、資金の一極集中を集める可能性があります。

今週27日(火)には、極楽湯としては初の観光地への出店となる「京王高尾山店」をオープンしました。年260万人が訪れる人気スポット高尾山への開業も手がかりになりそうです。

小野山 功
小野山功
株式会社SQIジャパン 金融コンサルタント
配信元: 達人の予想

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