<動意株・14日>(前引け)=アークス、大王製紙、コーエーテクモ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/10/14 12:05
 アークス<9948.T>=逆行高。8月24日以来となる2500円台を回復した。同社は北海道と東北を地盤とする食品スーパー大手で地方の小商圏に重点を置いた経営戦略が奏功、M&A効果も発現して業容拡大が進んでいる。同社が13日取引終了後に発表した16年2月期第2四半期累計(3~8月)の連結売上高は2517億5500万円(前年同期比10.3%増)、営業利益は69億2600万円(同6.3%増)と好調で、これを評価する買いを呼び込んでいる。

 大王製紙<3880.T>=続伸。14日付の日本経済新聞が「(同社の)2015年4~9月期の連結経常利益は前年同期から4%増え、85億円程度になったもようだ」と報じており、会社側の従来予想である65億円(前年同期比20.4%減)を20億円程度上回り、増益に転じる見通しとなったことで、これを好感する買いが流入している。同社の株価は9月の軟調相場でも年初の安値を下回らずソーサーボトムを形成、直近は7月17日以来3カ月ぶりに5日・25日移動平均線のゴールデンクロスを示現し戻り歩調を強めていた。

 コーエーテクモホールディングス<3635.T>=3日続伸。同社は13日の取引終了後、16年3月期の第2四半期累計(4~9月)連結業績予想の修正を発表。売上高を従来予想の155億円から148億円(前年同期比8.1%減)へ、営業利益を17億円から21億円(同36.2%減)へ、純利益を22億円から35億円(同16.8%減)へ修正した。売上高は、品質向上のため一部タイトルの発売時期を延期した影響がでているが、ダウンロード販売やロイヤルティー売り上げなど、利益率の高い分野が好調に推移、コスト低減が進んだことが利益を押し上げている。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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