大手ゼネコンや海洋土木関連に物色資金流入、TPP妥結で海外の商機拡大ハヤす

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/10/08 12:39
 大林組<1802.T>が一時24円高で4ケタ大台を回復したほか、大成建設<1801.T>清水建設<1803.T>など大手ゼネコンが堅調。また、東洋建設<1890.T>が前日比8円高の529円に買われたほか、東亜建設工業<1885.T>若築建設<1888.T>など海洋土木関連株にも強いものが目立つ。TPPの大筋合意で日本政府は日本の強みとするインフラ輸出で活路を開く構えにあり、建設業界は鉄道や都市再開発などでビッグプロジェクトが相次ぐ国内の好収益環境に加え、海外進出に伴い新たな商機を手にする公算が大きくなってきた。TPPでは、マレーシア、ベトナム、ブルネイの3カ国で国際入札が義務付けられることから、「国土交通省が重視する東南アジア地域でのセールスに勢いがつく」(市場関係者)との見方が新たな買いを誘導しているようだ。

大林組の株価は12時30分現在1000円(△16円)
清水建の株価は12時30分現在1000円(△5円)
東洋建の株価は12時30分現在529円(△8円)



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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