来週の株式相場見通し
来週(28日~10月2日)の東京株式市場は、下値固めから上昇軌道復帰を模索する展開となりそうだ。日経平均株価の想定レンジは、1万7400~1万8400円とする。
今週は、大型連休中に表面化した独フォルクスワーゲンのディーゼル車排ガス不正問題の世界経済へのマイナス影響や、中国経済の減速懸念などを嫌気して24日に急落したものの、きょうは9月末の配当権利付き最終日に伴う権利取りの買いがきっかけとなり、押し目買いに拍車が掛かった。
市場関係者からは「きょう300円高を超える反発をみせたことで、一応下げ止まり機運が出てきた。ただ、外部懸念は払拭されておらず不安定さは残る」との見方が出ていた。国内では1日に発表される日銀短観9月調査に関心が集まる。海外では、1日の中国9月の製造業PMIの内容が注目だが、中国株式市場は1~7日まで国慶節で休場となる。また、2日の米9月の雇用統計発表を前に週後半は、見送りムードが強まりそうだ。
日程面では、8月の鉱工業生産、8月の商業動態統計(30日)、日銀短観9月調査、スポーツ庁発足、国勢調査実施(1日)、8月の家計調査、9月のマネタリーベース(2日)に注目。
海外では、米8月の個人所得・個人支出(28日)、米7月のS&Pケース・シラー住宅価格指数(29日)、米9月のADP雇用統計(30日)、中国9月の製造業PMI、米9月のISM製造業景況指数(1日)、米9月の雇用統計(2日)が焦点となる。
今週は、大型連休中に表面化した独フォルクスワーゲンのディーゼル車排ガス不正問題の世界経済へのマイナス影響や、中国経済の減速懸念などを嫌気して24日に急落したものの、きょうは9月末の配当権利付き最終日に伴う権利取りの買いがきっかけとなり、押し目買いに拍車が掛かった。
市場関係者からは「きょう300円高を超える反発をみせたことで、一応下げ止まり機運が出てきた。ただ、外部懸念は払拭されておらず不安定さは残る」との見方が出ていた。国内では1日に発表される日銀短観9月調査に関心が集まる。海外では、1日の中国9月の製造業PMIの内容が注目だが、中国株式市場は1~7日まで国慶節で休場となる。また、2日の米9月の雇用統計発表を前に週後半は、見送りムードが強まりそうだ。
日程面では、8月の鉱工業生産、8月の商業動態統計(30日)、日銀短観9月調査、スポーツ庁発足、国勢調査実施(1日)、8月の家計調査、9月のマネタリーベース(2日)に注目。
海外では、米8月の個人所得・個人支出(28日)、米7月のS&Pケース・シラー住宅価格指数(29日)、米9月のADP雇用統計(30日)、中国9月の製造業PMI、米9月のISM製造業景況指数(1日)、米9月の雇用統計(2日)が焦点となる。