28年ぶりの外国人の大量売り越し
2015年9月第2週分の東証売買データが発表され、これによると海外投資家の売越額は1兆円を超え、歴代2位、87年10月(=ブラックマンデー)以来約28年ぶりの大きさとなりました。先々週の日経平均は大幅高でしたのでこれはサプライズといえると思います。8月半ばより、日本株には一貫して外国人の強烈な売越と売買総額が続いています。外国人による先物売買額も記録的なものとなっていますが、現物売りも相当なものです。
先物売買で日々のボラティリティーが高まるのと同時に、長期のマネーも抜け出ている様子が明らかとなってきています。日本株は何か大きな転換点を迎えた可能性もあると思います。