SCSKがプラスに転じる、北海道大学などと「クラウド最適化」に関する産学共同研究開始を材料視

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/09/10 11:41
 SCSK<9719.T>は、朝方から軟地合いに押されマイナスで推移していたが、前場終盤に入りプラスに転じてきた。この日、北海道大学情報基盤センター・ 棟朝雅晴教授と北見工業大学情報処理センター・三浦克宜講師が「インタークラウドにおける多目的最適化手法を用いた、ITサービスの継続的最適配置」に関する産学共同研究を開始したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。
 今回の産学共同研究では、北海道大と北見工業大が進めていた学術的な研究に、多くのクラウドサービスの開発・提供実績を持つSCSKのノウハウを組み合わせることでクラウドサービスの「継続的最適化サービス」の実用化を目指すというもの。研究内容としては、クラウドシステムの構成に対する要求を評価基準ごとにモデル化し、複数の評価基準を同時に最大化する構成を遺伝的アルゴリズムを利用して計算し、最適なシステム構成を探索するとしている。

SCSKの株価は11時30分現在3940円(△25円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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