27日の株式相場見通し
あすの東京株式市場は、きょう日経平均株価が7日ぶりに大幅反発したことを受け、ひとまず不安心理がやや和らぎ、相場に落ち着きが出はじめたとの受け止めから自律反発の流れが継続しそうだ。
ただ、株価指数先物を駆使した短期スタンスの投資家による仕掛け的な売買も想定されるため、変動幅の大きな展開が続く可能性もある。
市場関係者からは「きのうまでの6日続落で、日経平均株価の下落幅の合計は2813円(終値ベース)に達している。したがって、目先的な自律反発の余地はもう少しありそうだ。ただ、リバウンドに一巡感が出た後に、当然ながら2番底を探る動きも想定しておきたい」との見方が出ていた。
26日の東京株式市場は、朝方は不安定な動きをみせていたものの、後場に入って日経平均株価が一気に上昇幅を広げ、終値は前日比570円13銭高の1万8376円83銭と急反発した。中国人民銀行が25日、政策金利と預金準備率の追加引き下げを決定したことが好感された。
日程面では、7月の鉄鋼輸出実績、7月のセメント国内販売量に注目。
海外では、米4~6月期のGDP改定値、米ジャクソンホールで金融・経済シンポジウム開催(~29日)が焦点となる。
ただ、株価指数先物を駆使した短期スタンスの投資家による仕掛け的な売買も想定されるため、変動幅の大きな展開が続く可能性もある。
市場関係者からは「きのうまでの6日続落で、日経平均株価の下落幅の合計は2813円(終値ベース)に達している。したがって、目先的な自律反発の余地はもう少しありそうだ。ただ、リバウンドに一巡感が出た後に、当然ながら2番底を探る動きも想定しておきたい」との見方が出ていた。
26日の東京株式市場は、朝方は不安定な動きをみせていたものの、後場に入って日経平均株価が一気に上昇幅を広げ、終値は前日比570円13銭高の1万8376円83銭と急反発した。中国人民銀行が25日、政策金利と預金準備率の追加引き下げを決定したことが好感された。
日程面では、7月の鉄鋼輸出実績、7月のセメント国内販売量に注目。
海外では、米4~6月期のGDP改定値、米ジャクソンホールで金融・経済シンポジウム開催(~29日)が焦点となる。