【買い】TOPIX連動型上場投資信託（1305）：短期的な反発を期待=GLA小池麻千子

短期的な反発を期待

先週までは「底値は堅い」と見ていたのですが、持ち合い期間は突然終了した模様です。突然それはやってきた印象で、何かが崩れるように、稀に見る大きな下げに発展しました。8月21日（金）のTOPIXは3.1％の下落で、全面安。終値は一気に1573.01ポイントとなりました。週間のTOPIXは5.5％の下落となりました。

7月が終わった頃に、外部要因をいろいろ考えると「日本株は下がる」という結論になったのでしたが、次の週やその次の週にもそれは起こらず、むしろチャートからは強さを再確認させられた格好でした。しかし、タイミングは突如として起こるもので、なかなか難しいものです。

中期的に株価がどうなっていくかはもう少し様子を見ないとわかりませんが、短期的には反発する可能性が高いと思います。8月21日（金）時点で、マクレランオシレーターは短期的な下げ過ぎを示し、信用評価損益率はついに売り方、買い方互角となりました。さらに8月24日（月）の開始時点は21日（金）終値から大きくギャップダウンしてのスタートになると思います。もちろん、下落トレンドの継続には警戒は必要ですが、これだけ下げると一旦は反発と思います。

また、日本株の場合、官製相場の買い支えも期待できると思います。ポートフォリオの進捗から考えれば、GPIFは弾切れでも、３共済やゆうちょの買いが、下支えする可能性があります。